夢主義社会トップへ 豊かな社会は腐敗するのが自然の摂理   2008年02月13日  戻る

「豊かさ」と聞くと、良い事のように感じますが、
実は、過剰な「豊かさ」は、腐敗を生み出します。

これは、生ごみを例に考えると分かると思います。
生ごみは豊かさの象徴です。
物を、生ごみとして捨てるほど、社会に物が溢れている豊かな社会ということです。

その生ごみは、放置して置くと腐敗します。
腐敗は、徐々に広がるものです。
そして、腐敗していない物にまで感染して、腐敗させてしまいます。

生ごみと異なり、人の心は、腐敗に感染することは無いと思うかもしれません。
でも、人の体は、生物(なま物)です。
人の体や脳も、自然の一部です。
自然の摂理としての、腐敗が、人の心の中にまで影響したとしても不思議ではありません。
その腐敗が、様々な不正や犯罪です。
飽食に伴うメタボリックシンドローム等も、腐敗の一つなのかもしれません。

「豊かさ」は、心の腐敗を招きます。
「貧しさ」の方が、清らかな心を維持できるようです。
貧困は困りますが、困らない程度の「貧しさ」は、良いことのように思えます。

<追伸>
「夢主義社会」はお金のない社会です。