夢主義社会トップへ 人間関係重視の教育が、出会い系サイトを助長する   2008年03月04日  戻る

子供たちが、出会い系サイト等で、犯罪に巻き込まれる事が多いようです。
何故、子供たちが、出会い系サイトに惹かれるのか?
それは、学校の教育で、
「人との出会いを大切にしましょう」
「人間関係を大切にしましょう」
等と教えているからです。

昔のように、性善説が通じる社会であれば、人との出会いは良い方向に進んだのだと思います。
でも、残念ながら、現代は、性悪説の社会です。
競争で勝つ事が重視され、相手を騙し、足を引っ張り、倒してでも、競争に勝とうとします。
このため、人との出会いは、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなります。

人との出会いでトラブルに巻き込まれないためには、充分な社会経験が必要です。
充分な社会経験を得るまでは、限られた枠の中の人間関係に留めるべきです。

子供の間は、人間関係よりも、自分自身を磨くことを第一に考えるべきです。
学校でも、人間関係重視の教育は止めるべきです。
特に、思春期は、情緒が不安定です。
人間関係を考えるのは、思春期を過ぎてからにすべきでしょう。

<追伸>
学校で人間関係重視の教育を行うと、
「自分が頑張る。自分が努力する。自分を磨く。」といった方法よりも、
「人間関係で、要領良く振る舞い、相手の御機嫌を取り、利を得る」という方法に向かい易いようです。
つまり、「人間関係の中で、要領良く振る舞い、他人の力に頼って生きていきましょう」ということです。
「人間関係重視=他力本願」
これでは、学力低下は、当然の成り行きと考えられます。

人間関係重視の社会では、歯車に成り切ることが大切です。
社会の中で、要領良く振舞って、歯車として、組み込まれることが大切です。
歯車に成ることを拒否した人が、ニートです。
また、要領良く振舞うことができず、正規の社員としての立場を得られなかった人が、フリーターです。

いじめは、人間関係重視の社会で、「自分の地位を高くしよう、または、維持しよう」という思いからの行為です。
「無視」「仲間外れ」が「いじめ」と定義されるのは、人間関係重視の社会だからです。
人間関係重視の社会では、人間関係がうまく行かなくなると、自分の存在価値を見失い、自殺に至ります。

私の考えでは、
人間関係よりも、「自分が頑張る。自分が努力する。自分を磨く。」事の方が大切だと思います。
自分自身が目的「夢」を持って、しっかり生きていれば、他人をいじめる暇はありません。
自分の夢のために、頑張るだけです。
「無視」「仲間外れ」になっても、問題ではありません。
自分の進むべき道を、進むだけです。
自殺を考える暇もありません。

<追伸>
「夢主義社会」は、夢を大切に考えた社会です。