夢主義社会トップへ 高齢者医療:病院に行く暇も無い現役世代   2008年05月25日  戻る

のんびり年金生活をしている高齢者は、暇です。
医療費自已負担も1割で安いです。
このため、少し体調が悪いと、すぐに病院へ行きます。
歳を取れば体調が悪くなるのは自然です。
自然な状態であり、病気ではないと思うのですが?

これに対して、現役世代は、仕事が忙しいので、すごく体調が悪くても、病院に行く暇がありません。
そうして、過労死やうつ病になります。

極端な考えでは、現役世代は、高齢者のために、命を掛けて働き、死んでいると言えます。

今回の「後期高齢者医療制度」に反発して、
「高齢者に死ねと言うのか」
という声があります。
人間は、だれでも、歳を取り、何れ死ぬのが自然です。
それに逆らう事は、 長生きしたい!→永遠に生きたい!→若者を犠牲にしてでも!
という発想のようです。

そして、現実に、現役世代は、過労死で死んでいます。


野党は、後期高齢者医療制度に反対しているようです。
75歳という年齢で、線引きするのは、差別だと言っていました。

年齢で線引きしないということは、医療費自已負担を、
全員一律3割負担にするということでしょうか?
であるならば、たいへん良い案だと思います。

サラリーマン本人の医療費自已負担も、2003年に2割から3割に引き上げられました。
しっかり働いている現役のサラリーマンが、3割負担なのに、
何故、働いていない年金生活者が、1割負担なのでしょうか?
単に、理不尽な高齢者優遇としか思えません。

そもそも、国民皆保険制度とは、どういう状況を目指しているのでしょうか?
全員が、無料で医療を受けられる制度ではないようです。
皆でお金を出し合って、病院や医薬品会社に儲けてもらう制度のように思えます。
官僚と医師会・医薬品会社の癒着じゃないの?

<追伸>
「夢主義社会」には、お金が存在しないので、当然、医療費は無料です。
全ての人間が、必要な治療を受けることができます。
必要な治療とは、その人が回復して、人類の未来のために役立つための治療です。