夢主義社会トップへ 自然災害が人類に平和をもたらす   2008年05月29日  戻る

中国の大地震、ミャンマーのサイクロン、共に大きな自然災害でした。
これに対して、世界中から支援の手が差し出されています。
閉鎖的だった中国やミャンマーは、徐々に、世界の支援の手を受け入れています。

今回の自然災害では、多くの人が犠牲になり、たいへん不幸な出来事でした。
でも、この出来事が、世界の助け合いの輪を作りました。

人は、豊かな社会では、欲望を追い求めます。
他人を犠牲にしてでも、自分の欲望を叶えようとします。
その結果、争いを招きます。

逆に、貧しい社会、困った時には、お互いに助け合います。
これが、平和をもたらします。

今回、日本の自衛隊が、災害支援のために、中国に出向くそうです。
これは、平和に向けての歴史的な一歩と言えるでしょう。]
この際ですから、自衛隊から救助隊に改名しては如何でしょうか。

<追伸>
人は、何故、自分に心があるのか知らない。
人の脳の仕組みは、未だ未だ解明されていないことが多い。

人の脳は、大自然の脅威の中で、進化してきた。
逆に、豊かな環境では、退化する。

困っている人を見ると、助けたくなる。
裕福な人を見ると、ねたむ。うらやむ。
人は、心を持っているようで、実は単に、周りの状況に反応しているだけの機械(歯車)なのかもしれない。

人間の本質を踏まえた上で、人類が真に目指すべき社会構造を考えるのが「夢主義社会」です。