夢主義社会トップへ お金の論理が社会を疲弊させる   2008年05月31日  戻る

大昔、自給自足の時代、誰もが額に汗して働いていました。
自分が持っていない物を得る場合には、物々交換で得ます。
それを、お金という交換媒体で、効率良く行えるようになりました。

でも、そのお金との交換割合を少し変えるだけで、利を得られます。
つまり、安く買って、高く売る事で利を得られます。
これが商売人です。

ここでは、舌先三寸のコミュニケーション能力が大切になります。
これが行き過ぎると、詐欺ということになります。
商売人と詐欺師を明確に分けることは難しいです。

現代社会では、犯罪・不正行為がどんどん増加していますが、
お金と言う媒体を使った社会の宿命と言えるでしょう。

商売は、やり方次第で、いくらでもお金を得られます。
そのお金で、額に汗して働いて作った物を買えます。
このために、商売人は、どんどん増えてきて、
額に汗して働く人は、どんどん減ります。
この結果、社会に物が不足してきます。

最近の食料高騰、食料危機は、これに起因するのでしょう。

<追伸>
「夢主義社会」に、お金はありません。
人々は、夢を追い求めます。
報酬は、次の夢に挑戦できる権利です。