夢主義社会トップへ 民主党は高齢者優遇社会を目指す?   2008年06月10日  戻る

自民党は、選挙に関心の強い高齢者を優遇した政策で、政権を得ました。
でも、その結果、財政赤字は膨れるばかりです。
これではまずいと気付き、政策転換を図りました。
当然、高齢者の反感を買うことになります。

この高齢者の反感を利用して、政権を取ろうとしているのが、民主党です。
民主党は、過去に自民党が行った高齢者優遇政策を再び行おうとしています。
これでは、財政赤字は膨れるばかりです。

<補足>
のんびり年金生活をしている高齢者は、暇です。
医療費自已負担も1割で安いです。
このため、少し体調が悪いと、すぐに病院へ行きます。
歳を取れば体調が悪くなるのは自然です。
自然な状態であり、病気ではないと思うのですが?

これに対して、現役世代は、仕事が忙しいので、すごく体調が悪くても、病院に行く暇がありません。
そうして、過労死やうつ病になります。

極端な考えでは、現役世代は、高齢者のために、命を掛けて働き、死んでいると言えます。

今回の「後期高齢者医療制度」に反発して、
「高齢者に死ねと言うのか」
という声があります。
これは、 長生きしたい!→永遠に生きたい!→若者を犠牲にしてでも!
という発想のようです。

そして、現実に、現役世代は、過労死で死んでいます。

野党は、後期高齢者医療制度に反対しているようです。
75歳という年齢で、線引きするのは、差別だと言っていました。

年齢で線引きしないということは、医療費自已負担を、
全員一律3割負担にするということでしょうか?
であるならば、たいへん良い案だと思います。

サラリーマン本人の医療費自已負担も、2003年に2割から3割に引き上げられました。
しっかり働いている現役のサラリーマンが、3割負担なのに、
何故、働いていない年金生活者が、1割負担なのでしょうか?
単に、理不尽な高齢者優遇としか思えません。

そもそも、国民皆保険制度とは、どういう状況を目指しているのでしょうか?
全員が、無料で医療を受けられる制度ではないようです。
皆でお金を出し合って、病院や医薬品会社に儲けてもらう制度のように思えます。

民主党は、反対するだけでなく、具体的な対案を示すべきです。