夢主義社会トップへ 理性が伴わない資格は無価値   2008年06月24日  戻る

最近は、様々な資格があるようです。
資格が無いと行えない職業も多く有ります。

でも、資格を持っているからと言って、その人が必ずしも誠心誠意で、仕事を遂行すとは限りません。
資格試験では、知識を確認しているだけです。
その人に理性があるか否かはチェックしていません。

例えば、介護に一番必要なのは、「思いやりの心」でしょう。
でも、資格試験では、知識を確認しているだけです。
「思いやりの心」を持っていないと、知識を持っていても、その知識が正しく使われません。

豊富な知識を持っていると言えば、官僚でしょう。
でも、最近、その官僚の行動が問題になっています。
どんなに頭が良くて、豊富な知識を持っていても、その知識を私利私欲に使ったのでは無価値です。
無価値と言うよりも、悪です。

学校では、「思いやりの心」を大切に考えた教育が行われているようです。
でも、この教育にも、豊富な知識を持っているだけで理性を持たない上の地位の人たちの意向が反映されているために、歪んだ方向に向かっています。
このために、「思いやりの心」は、相手の懐具合を思いやって、隙を見て奪う事に利用されているようです。

たまに、無免許の医師が発覚し、問題になることがあります。
でも、そういう無免許医師は、けっこう、患者には慕われているようです。
独学で勉強して、社会の役に立ちたいという気持ちは、すばらしい事です。
それに対して、医師免許を持っていても、不正行為で問題になる医師がいます。
どっちの医師が、社会の役に立っているのでしょうか?

私は、資格よりも、誠心誠意を重視すべきだと思います。
資格が無くても、その仕事に従事できるようにすべきです。
その仕事を行う中で、必要な知識を習得するようにすべきです。