自由な社会だから、何をやっても自由と考えている人が増えているようです。 でも、自分で悪い事だと分かっているので、陰でコソコソと行動したがります。 そして、「プライバシーが大切」と主張するようです。 しかし、本来、「自由」には前提条件があります。 それは、「公開」することです。 社会に公開して、民衆のチェックを受けて、問題なければ、その行動を継続できます。 つまり、自由を得られます。 これが民主主義での自由です。 そもそも、社会人とは、自分の存在・行動を社会にアピールしてこそ、社会人です。 ・私は、ココに居ます。 ・私は、こんな人間です。 ・私は、こんな事を行っています。 自分の存在・行動を多くの人に知ってほしいと思うのが、善良な社会人の発想です。 現代社会では、グローバル、オープン、フリーが原則です。 これは、世界に自分の情報を公開する事で、世界で活躍できる自由を得られるという事です。 今回の金融危機は、世界に自分(金融商品)の情報を充分に公開しないままに、 世界を相手に自由に活躍した金融商品が原因のようです。 規制よりも、まずは、情報の公開が大切だと思います。 情報の公開が不足している場合には、自由を制約(規制)することになります。 |