夢主義社会トップへ 自由の前提条件:公開(オープン)   2008年11月13日  戻る

自由な社会だから、何をやっても自由と考えている人が増えているようです。
でも、自分で悪い事だと分かっているので、陰でコソコソと行動したがります。
そして、「プライバシーが大切」と主張するようです。

しかし、本来、「自由」には前提条件があります。
それは、「公開」することです。
社会に公開して、民衆のチェックを受けて、問題なければ、その行動を継続できます。
つまり、自由を得られます。
これが民主主義での自由です。

そもそも、社会人とは、自分の存在・行動を社会にアピールしてこそ、社会人です。
・私は、ココに居ます。
・私は、こんな人間です。
・私は、こんな事を行っています。
自分の存在・行動を多くの人に知ってほしいと思うのが、善良な社会人の発想です。

現代社会では、グローバル、オープン、フリーが原則です。
これは、世界に自分の情報を公開する事で、世界で活躍できる自由を得られるという事です。

今回の金融危機は、世界に自分(金融商品)の情報を充分に公開しないままに、
世界を相手に自由に活躍した金融商品が原因のようです。

規制よりも、まずは、情報の公開が大切だと思います。
情報の公開が不足している場合には、自由を制約(規制)することになります。