またまた、警察庁職員が飲酒運転だそうです。 それも、警察庁の幹部だそうです。 日本社会では、人間関係重視で、人間関係維持のためには、飲酒を欠かせないようです。 上の地位になればなるほど、付き合いで飲酒する事が増えます。 逆に言えば、飲酒により人間関係を大切にした人が上の地位を得られます。 日本社会では、政治や会社の経営方針等の重要なことは、酒の席で決められていることが多いようです。 そして、正式な会議の席では、上辺だけの確認になっているようです。 酒の席で、酒の勢いで、理性を喪失した状態で、重要なことが決められてしまっている日本社会が、腐敗するのは当然の成り行きと言えます。 政治家や会社の経営者が酒の席を大切と考えている日本社会では、飲酒による犯罪に甘い対応が多く、飲酒による犯罪が増加する要因になっているようです。 <補足> 飲酒は、車の事故のみでなく、様々な問題を引き起こしています。 飲酒は、一時的に、理性を喪失させてしまいます。 理性を喪失した状態では、車に乗ってはいけないという正常な判断はできません。 「酒気帯び運転ほう助」の罪が設けられましたが、飲酒運転を止められなかった周りの人も一緒に飲酒している分けで、理性を喪失しています。 そのような理性を失った周りの人間に、飲酒運転を止められるはずがありません。 したがって、根本的対策は、全面的に飲酒を禁止すべきなのです。 全面的に飲酒を禁止すれば、飲酒運転だけでなく、様々な犯罪・迷惑行為が激減し、筋の通った良い社会になるでしょう。 最近の、大阪でのひき逃げ事故も、飲酒から始まったようです。 飲酒したために、車に乗ってはいけないという正常な判断ができなかった。 そして、飲酒により、正常な運転もできず、事故に至った。 さらに、飲酒により、被害者を救助する判断も出来なかった。 つまり、飲酒した時点で、この事故発生の運命は決まっていたのです。 飲酒は良いが、飲酒運転はダメ、と言うのは、無理・矛盾です。 この無理・矛盾が、不幸な事故を繰り返し起こしています。 |