夢主義社会トップへ マネーゲームでしか利益を得られない社会   2008年11月24日  戻る

海外との取引を行う企業では、為替で大きく利益が変わってきます。
一方で、個人で為替取引だけで、利益を得ている人もいます。

以前、原油、大豆、とうもろこしといった商品が高騰した際にも、商品先物取引を行っていれば、この影響を回避できたでしょう。
一方で、個人で商品先物取引だけで、利益を得ている人もいます。

為替取引や商品先物取引はマネーゲームです。
本業だけしっかり行っていても、利益を出せないようです。
本業と平行して、為替取引や商品先物取引を行わないと、利益を出せないようです。
逆に、為替取引や商品先物取引だけを行っていれば、利益を得られます。

マネーゲームをやらないと、利益を得られない社会になってしまったのです。
何とも愚かな社会になったものだと感じます。


<補足>
今の社会では、何をするにも先立つものはお金であり、お金がないと何も始められません。
お金が無いと、通常の生活さえも維持することができません。
どんなに素晴らしい夢を持っていても、その夢に向けて歩き始めることができません。

逆に、夢を持っていなくても、要領よく振舞えば、お金を手にすることができます。
むしろ、夢や理性を捨てた方が、多くのお金を手にすることができるようです。

また、大きな夢を持って歩いている人も、多くのお金を手にした途端に、自分本来の夢を忘れ、お金儲けが自分の夢であるかのように錯覚し、暴走してしまいます。
お金は、人間の欲望が作り出した悪魔と言う話しもあります。

お金をベースにした資本主義を止めない限りは、根本は何も変わらないでしょう。
そういう点で、自民党も民主党も同じ穴の狢という感じがします。
共産主義、社会主義にすれば、変わるかも知れません。

共産主義、社会主義では、古いので、夢主義社会というのは如何でしょうか。
ピンチはチャンス、新しい社会構造を考えるべき時に来ています。