夢主義社会トップへ 豊かな社会→欲望→狂気   2008年11月24日  戻る

日本社会では、豊かさを追い求めています。
豊かな社会では、困っている人を見る事が少なく、理性が育まれません。
理性を持たない人間は、欲望に向かいます。

運良く欲望を手にした人は、さらなる欲望を求め、談合・癒着・偽装・様々な不正行為を行います。
でも、欲望を手にできなかった人は、狂気に至り、無差別殺人に向かいます。
つまり、様々な不正行為を行う人間は、条件さえ揃えば、無差別殺人に向かう可能性があるという事です。

今の日本の豊かさは、800兆円の財政赤字によるものです。
つまり、借金して得た豊かさです。豊かさの先取りとも言えます。
苦労せずに、豊かさを先取りしたから、理性が伴わなかったのです。

貧しい中で、人類の未来に向けて歩む行為が夢です。
貧しい社会→理性→夢


<補足>
人は、何故、自分に心があるのか知らない。
人の脳の仕組みは、未だ未だ解明されていないことが多い。

人の脳は、大自然の脅威の中で、進化してきた。
逆に、豊かな環境では、退化する。

困っている人を見ると、助けたくなる。
裕福な人を見ると、ねたむ。うらやむ。
人は、心を持っているようで、実は単に、周りの状況に反応しているだけの機械(歯車)なのかもしれない。