夢主義社会トップへ 景気対策:富裕層は1億円以上消費すべき   2009年03月02日  戻る

昨年、日本で、純金融資産1億円以上は、150万人程度いるという話しがありました。
★ 1億円×150万人=150兆円  ※日本の国家予算よりも多いです。
このお金持ちの皆さんが、その資産を全て消費してくれれば景気回復できます。
定額給付金なんか目じゃないです。

<補足>
米国発の金融危機と言われていますが、真の原因は、日本の政策と経営者にあります。
米国は、日本の株や不動産がどんどん上がると予想して、日本に投資していました。
これにより、日本の経済は一時的に復活しました。
順調に進んでいれば、日経平均は10万円を超えていたはずです。
そうなれば、米国の金融危機は起きなかったでしょう。

ところが、日本の経営者は、景気拡大の最中に、従業員の賃上げを行いませんでした。
従業員の給与が上がらないために、国内の消費が増えず、国内景気が頭打ちしました。
また、国の政策も、規制緩和から規制強化に戻ってしまいました。

お金は天下の回り物です。それも、グローバルマネーです。
日本の景気が頭打ちした結果、日本に巨額投資していた米国が、バブル崩壊してしまったのです。
つまり、今回の金融危機の責任は、日本の経営者と国の政策にあるということです。
グローバルマネーで利益を得ながら、そのお金を回さずに、自分の懐に入れてしまいました。

税金をばら撒かなくても、巨額の報酬を手にした人たちが、そのお金をばら撒いてくれれば、景気は回復します。
そもそも今回の金融危機は、この富裕層が、巨額のお金を得ながら、そのお金を使わずに、自分の懐に貯め込んだのが原因です。