夢主義社会トップへ 株より怪しい政治と金   2009年03月24日  戻る

株屋は怪しいという話がありましたが、
一番、怪しいのは、政治と金です。
一番、信用できないのは、政治家です。

株は、企業を応援する行為です。
政治献金は、政治家を応援して、見返りを期待する行為です。
問題なのは、「政治家は国民の税金で報酬を得ている立場」という事です。
そういう公務の立場の人間が、特定の企業と関係するというのが問題です。

特定の個人が、自分のお金で株を買って、企業を応援するのは問題ありません。
個人のお金で、どこの企業を応援しようと、他人が怪しむ必要はありません。
しかし、政治家が、国民の税金を、私利私欲で企業に割り振るのは問題です。

今回の特捜部の捜査は、国民に真実を知らせるために、価値があります。
マスコミの中には、特捜部を問題視する報道も見受けられますが、
これは、不当な世論誘導です。

以前、ライブドアの際には、特捜部の言い分を真に受けた報道が多かったようです。
これも、不当な世論誘導です。

ライブドアは、一般の企業ですが、国会議員は、公務の立場です。
国会議員に対しては、一般の企業以上に厳しい目で見るべきです。

ところが、日本社会では、昔から、政治と金が一般化してしまい、その状況に国民は慣れてしまって、疑問に感じなくなっているようです。
逆に、株に対しては、未だ慣れていないために、怪しく感じる人が多いようです。

一般化して慣れているか否かで、善悪の判断をするのは、大いに問題です。
まずは、日本人のそういう歪んだ常識を「チェンジ」すべきでしょう。

今回の特捜部の捜査は、日本人の意識を正すために、たいへん価値があります。
日本を正しい道に導けるのは、特捜部だけです。
「頑張れ特捜部!」