夢主義社会トップへ 暴走しやすい日本人   2009年05月06日  戻る

新型インフルエンザ流行中に、海外旅行(メキシコ以外)に行くと、
しっかりマスクをしているのは、日本人だけだったようです。
日本人は周りに流され易い人種であることが、また一つ証明されたように思えます。

この日本人の性質を正しい方向に利用すれば、良い世界を実現できます。
逆に、間違った方向に利用すると、世界を滅亡させる事にもなりかねません。
かつての戦時中、暴走していた日本人を思い起こして頂きたいと思います。

この進むべき方向を決めるのが、政治家なのだと思います。
そして、その政治家を影で操っているのが官僚のようです。

今回の金融危機も、実は、米国が原因ではなく、真の原因は日本にあるという話もあります。
日本が規制緩和から規制強化に戻った結果、米国は予定が外れて破綻したのです。
規制緩和から規制強化に切り替えたのは、政治家であり、さらには、官僚です。

<補足>
「日本は和を重んじる国」と言えば聞こえが良いのですが、
法律やルールよりも、仲良く(協調性)が尊ばれる社会
(例えば、談合、癒着、赤信号皆で渡れば怖くない等)
さらには、長い物には巻かれろ!強い者には従え!
個性を捨て集団に従属することが求められる社会

一般的な日本人には、本来どうあるべきかと言った信念はありません。
ただ単に、周りに合わせているだけです。
そんな中で「俺は偉いんだ。俺は正しいんだ。俺について来い。」という人間がいると、周りの人たちは、その人に従ってしまいます。

このような日本だから故に、
愚かな戦争に、民間人も一丸となって取り組んだ日本。
とことん廃墟になるまで、降伏できなかった日本。
が存在します。

是非、日本人には、周りに流されず、一人一人が本来どうあるべきかを考えてほしいと思います。
それが、民主主義の基本です。
政治家や官僚に任せては成りません。