夢主義社会トップへ 裁判員制度:裁判官も自信が無いのです。   2009年05月23日  戻る

裁判員制度で正しい判断ができるのか不安に感じている人が多いようです。
その不安は、当然です。

裁判で正しい結論を導き出すのは、数学で方程式を解くのと同じです。
必要な情報が全て揃っていなければ、方程式を解く事はできません。
現状の裁判は、必要な情報が揃っていない状況で結論を出そうとしています。

現状の裁判官たちも、自信が無く、不安を感じながら判決を出しているはずです。
そこで、その精神的負担を減らすために、国民に責任転嫁しようとしているのです。
今回の裁判員制度で、裁判官たちは、国民に責任を押し付けて、今まで以上に安易な判断を行うでしょう。

「皆で判断するので大丈夫です」等と安易な言葉を口にする人がいますが、
一人一人が正しい判断力を持たなければ、どんなに人数を増やしても正しい判決には至りません。

今回の裁判員制度は、国民に無意味な負担を強いるだけの、無意味な制度です。
裁判員制度よりも、必要な情報を揃えるための社会システムをつくるべきです。
例えば、「監視カメラ社会」です。

<監視カメラ社会>
事件が起きた後の裁判に手間を掛けるよりも、事件が起きないように、努力すべきです。
真実が分からない状況で、アーでもない、コーでもないと言い合っても時間の無駄です。
事件を未然に防ぐには、一人一人の人間を監視する事が基本です。
監視カメラで、全ての道を監視すべきです。
部屋を一歩出たら、常にだれかに見られているという環境が大切です。
これにより、犯罪の防止、犯罪が起きても速やかに真実の究明ができます。

さらに、監視カメラで事故・事件を見つけたならば、直ちに警察や救急車に連絡します。
そうすれば、犯罪者を捕まえるだけでなく、被害者の命を救う事ができます。

裁判員制度に掛けるお金があるなら、監視カメラにお金を掛けるべきです。

まずは、全ての人の行動を、しっかり監視できる社会にすべきです。
全ての人について、いつどこに行ったかを、記録できるようなシステムが必要です。
監視カメラやICタグ、ETC、GPS等を駆使して、情報を収集すべきです。

個人情報を収集することになるので、個人情報保護法は、廃止すべきでしょう。
個人情報保護法は、犯罪の温床になっています。
個人情報が悪人に利用される事を心配しているようですが、個人情報保護法があっても、実際にその気になれば、個人情報を集める事は容易い事です。
個人情報保護法は、無意味です。
逆に、悪人の情報を保護しているだけです。

プライバシーの問題を指摘する人もいますが、
命とプライバシー、どちらが大切かを考えれば、答えは明確でしょう。
でも、自己中心的な人間は、
「自分だけは犯罪に巻き込まれないだろう」→「自分の命は絶対安全」
自分の命が安全ならば、「プライバシーが大切」と考える人が多いようです。

そもそも、社会人とは、自分の存在・行動を社会にアピールしてこそ、社会人です。
・私は、ココに居ます。
・私は、こんな人間です。
・私は、こんな事を行っています。
自分の存在・行動を多くの人に知ってほしいと思うのが、善良な社会人の発想です。

今は、人々が豊かさを追い求める欲望社会です。
貧富の格差が広がり、人の精神も不安定になり、どんどん犯罪が増えると予想されます。
できるだけ早期に、犯罪監視体制を整える必要があります。

■外出先から携帯で確認できるカメラ
■留守中の訪問者、不審者を自動記録(SDカード)できるドアカメラ