夢主義社会トップへ 「天の声」って何?   2009年06月19日  戻る

西松建設の政治資金規正法違反の裁判で、
小沢前代表の事務所の意向が、談合で落札業者を決める「天の声」になっていたとの事です。

「天の声」って何なのでしょうか?
大昔であれば、「神様の御告げ」と言った感じでしょう。
占い師が、「神様の御告げ」を聞いて、
「皆の者、神様の御告げじゃ、良く聞きなされ」
「神様は、次の、落札業者は、○○○会社にせよと言っておる」
と言った感じでしょうか?

神様は、人々の前に姿を見せません。
人々に声を伝えるのは、占い師です。
「神様の御告げ」が、ほんとうに神様の言葉なのか、
それとも、占い師の勝手な言葉なのかは分かりません。

政治資金規正法に違反していたか否かとか、
企業献金である事を、知っていたか否かは別にして、
小沢前代表の事務所が、多額の企業献金を受けていた事は事実です。

もし、多額の献金を受け取っていながら、その意図を知らないと言うのであれば、
国民の声を知る能力が無いという事になります。
国民の声を知る能力が無い議員というは、議員失格です。

今回、特捜部は、政治と金の真実を社会に知らせてくれました。
詳細な情報は分かりませんが、怪しいお金の存在は事実です。
もちろん怪しいのは、自民党も民主党も同じです。
この真実を元に、国民が選挙で正しい判断をする事が、国民による裁判と言えます。
議員を裁くのは、国民なのです。