夢主義社会トップへ 自民党の経済拡大は格差拡大   2009年08月10日  戻る

経済拡大=格差拡大です。

経済拡大のために、ばら撒かれたお金は、まず、大企業に渡ります。
そのお金を、上の立場の人から順に、欲しいだけ取ります。
結果、底辺に届くお金は、ほんの少しです。
これが、格差です。

この格差は、大企業という地位を利用した格差です。
地位・名誉に依存して、労せず得た格差です。

地位・名誉で労せず利を得る人たちがいるために、
一生懸命頑張っても報われない人たちが出て来ます。

自民党のマニフェストでは、「10年で家庭の手取りを100万円増やす」と言っていますが、
一般家庭の手取りが100万円増えるのであれば、大企業経営者の手取りは、1億円増とか10億円増になるでしょう。
そうなるまで、巨額のお金をばら撒くという事です。

自民党の基本は、大企業優遇です。
政府としては、大企業をしっかり支援するから、
「庶民は、大企業のおこぼれに預かりなさい」という発想です。

大企業は、庶民を安く扱き使って、利益を出します。
※庶民とは、中小企業や派遣労働者等です。
そして、大企業経営者は、高い報酬を得ます。
これでは、格差はどんどん拡大します。

この問題の解決は、簡単です。
大企業経営者の報酬に制限を加えれば良いのです。
米国のオバマ大統領も、金融業の報酬制限をすべきと言っていました。
上限1000万円程度に抑えるべきでしょう。
直接制限する事ができないのであれば、累進課税で、99%の税率でも良いでしょう。

政府から支援を受けながら、高い報酬を得るのは、許されません。

夢主義社会:マニフェストも参考にして下さい。
夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。