夢主義社会トップへ 高齢者優遇+子供優遇で財政破綻   2009年08月29日  戻る

お金に困って、「一家心中」というのがあるようです。
今の日本では、お金に困ったならば、生活保護を受ければ良いのですが、
そういう正しい判断を出来ない程、精神的に追い詰められたのでしょう。

ところで、高齢者優遇は、高齢者が若者の首を絞めているように見えます。
高齢者が、豊かな暮らしを続けるために、国に働き掛けて、
巨額の借金財政で、充分な年金、医療、介護を求めています。
そのツケは、全て、若者たちに背負わされます。

高齢者が若者の首を絞めて「一緒に死んでくれ」と言っているようなものです。
「一家心中」の拡大版で「一国心中」です。

高齢者たちは、豊かな社会の中で、正しい判断力を失ったのでしょう。
ひたすら、豊かさを追い求める間に、ブレーキが効かなくなった感じです。

日本の財政が破綻していなければ、「一家心中」を救済する事はできます。
でも、「一国心中」で日本の財政が破綻したならば、生活保護を続けられるのでしょうか?
その前に、年金、医療、介護制度が成り立たなくなるでしょう。

選挙では、高齢者が積極的に投票するようです。
自分たちに都合よくお金をばら撒いてくれる立候補者に投票するのが一般的のようです。
この結果、高齢者優遇社会になり、巨額の財政赤字になっています。
そこで、今回の選挙では、子供にもお金をばら撒く政策を出しているようです。

「高齢者優遇+子供優遇」これでは、巨額の財政赤字が加速するだけでは?

<補足>
年金制度で「現役時代の50%を保障」という話がありますが、
何故、働かない人の収入を、現役時代と比較する必要があるのでしょうか?

国には、預かったお金をしっかり管理する能力がありません。
年金記録はボロボロです。
ボロボロの記録を修正するために、新たに多くの費用が費やされています。
年金資産の運用も、株価暴落で、ボロボロです。
さらに、公的年金が株を損切りする事で、株式市場もボロボロです。
預けたお金は、どんどん消えていきます。
「株価は長期的に右肩上がり」の神話は崩壊しました。
巨額の公的資金のばら撒きで、一時的に回復しても、また下落を始めるでしょう。

こんな年金制度は、直ちに廃止すべきです。
廃止して、今まで積み立てたお金を、全て国民に返還すべきです。
返還されたお金で、国民は懐が潤い、消費が拡大するでしょう。

最低限の生活は、生活保護制度でしっかり行えば良いのです。
医療や介護も廃止して、生活保護制度やボランティアで対応すれば良いのです。
但し、生活保護は現物支給にすべきです。

現在、政府が行っている様々な活動を、どんどん廃止する事で、行政の無駄が無くなり、国民の負担が減り、経済が上向きます。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。