友愛とは、談合・癒着・天下りの復活? 2009年10月26日
鳩山総理の言う友愛とは、人間関係を大切にする事でしょうか? 今の日本社会では、お金は人間関係に沿って流れるようです。 鳩山総理の総資産は、14億円だそうです。 地道にコツコツ働いているだけでは、こんなに巨額のお金は稼げないでしょう。 やはり、友愛(人間関係)が大切なのでしょう。 今の日本社会での富裕層は、過去に談合・癒着・天下り等の人間関係で、富を得たようです。 鳩山総理は、所信表明演説で「新しい日本を作っていこう」といっていましたが、 実態は、古き悪しき昔の自民党政治に戻そうとしているのでは? つまり、談合・癒着・天下りの復活です。 ところが、民主党の議員たちは、その真実を理解できていないようです。 民主党の議員たちは、自分たちが何を目指しているのか分かっていないのです。 単に、政権を取るために、自民党の構造改革に反対して来たのです。 その反対姿勢が、自民党に反発する国民の意識と一致して、選挙で大勝利を得られたのです。 正確には、国民は、構造改革に逆行を始めた麻生政権に嫌気を感じたのです。 日本経済は、小泉構造改革をピークに、下り坂に入ったと言えます。 但し、財政赤字は、今まで以上に上り坂です。 <補足1> 資本主義社会では、競争社会の中で、敗者が消え、勝者が残るという流れの中で景気拡大できます。 従って、資本主義社会では、格差拡大は当然の流れなのです。 と言っても、競争が、天下りのような人間関係で歪められると、中身が伴っていないので、社会腐敗が起きます。 格差拡大を否定して、底辺にお金をばら撒く民主党の政策では、資本主義社会は成り立たず、景気が後退するのは当然です。 このまま中途半端にお金をばら撒いていると、ずるずると景気後退して、いずれは財政破綻します。 格差拡大を否定するならば、資本主義社会から夢主義社会への革命をお薦めします。 ・資本主義社会とは何なのか? ・お金とは何なのか? その真実を極めた上で行動して頂きたいと思います。 <補足2> 亀井大臣は、郵政民営化を逆行させ、 さらに、銀行の不良債権問題も復活しそうです。 小泉構造改革で進めてきた事を、全て否定して、 古き悪しき日本社会を復活させようとしているようです。 それは、当然です。 亀井氏は、4年前、郵政民営化に反対し、自民党から追い出された議員です。 古き悪しき自民党の体質そのものと言えます。 古き悪しき日本社会こそが、正しい社会と思っているのです。 そんな、亀井氏を新内閣に引き入れたのですから、 これでは、民主党は、古い自民党の体質に汚染される事になるでしょう。 しかし、古き悪しき日本社会も、発想の転換で、良い社会に転換可能です。 それは、お金を廃止すれば良いのです。 古き悪しき日本社会の問題点は、舌先三寸の腐敗した人間関係でお金を得る事ができるため、人類の未来のために働かない人間が増えたことです。 天下り問題は、この典型と言えます。 天下り問題は、官僚だけの問題ではありません。 一般企業でも天下りは行われています。 大企業の幹部が、子会社の社長になるといった人事です。 でも、一般企業では、自由なので、問題視されていません。 しかし、そう言う人間関係に依存した人事は、 とりあえず、お金を取り込むためには役立ちますが、 楽してお金を得られるために、真の競争力を低下させてしまいます。 作業効率アップや新商品の開発等の努力を行わず、 いずれは、破綻します。 お金を廃止すれば、そういう問題は、一瞬で解消されます。 「夢主義社会」では、お金を廃止して、全ての取引をコンピュータ管理して、正当性をチェックします。 そして、一人一人が人類の未来のために働いているかどうかをチェックします。 現状の社会では、資本主義社会の中で、利潤を求めてお互いに競争することで、より良い社会を得られると考えられているようです。 でも、実際には、お金にだけ執着した結果、無意味なマネーゲームを行う人が増え、人類の未来に向けて働かない人間が増えました。 これでは、人類に未来はありません。 早々に、お金を廃止した新たな社会構造を考えるべきです。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |