夢主義社会トップへ 国債増発は、公約違反   2009年12月09日  戻る

国債増発は、公約違反と言うより詐欺です。
民主党は、今年の8月の衆院選挙の際に、
「増税しなくても、ムダ遣いを廃止すれば、充分に財政を健全化できる」
と言っていました。
この時点で、企業業績の急激な悪化で税収減は予測されていた事です。
その上で、「財源は大丈夫」と選挙で公言していました。

でも案の定、
行政刷新会議の事業仕分けで削減できたのは、2兆円7000億円です。
民主党の公約の実現に必要なのは、7兆円ですから、
最低限、7兆円削減して頂かないと公約違反です。

さらに、今回、経済対策で、7兆2000億円の出費です。
そして、税収を遥かに上回る53兆5000億円の国債の発行です。

単にお金をばら撒くだけなら、自民党と同じです。
知恵がありません。

そもそも、亀井氏を大臣にした事が、最大の敗因でしょう。
亀井氏は、古き悪しき自民党の体質そのものです。

<補足>
亀井大臣は、郵政民営化を逆行させ、
さらに、銀行の不良債権問題も復活しそうです。

小泉構造改革で進めてきた事を、全て否定して、
古き悪しき日本社会を復活させようとしているようです。

亀井氏は、4年前、郵政民営化に反対し、自民党から追い出された議員です。
古き悪しき自民党の体質そのものと言えます。
古き悪しき日本社会こそが、正しい社会と思っているのです。

そんな、亀井氏を新内閣に引き入れたのですから、
民主党は、古い自民党の体質に汚染される事になるでしょう。
これで日本の財政破綻は、間違いないでしょう。

しかし、古き悪しき日本社会も、発想の転換で、良い社会に転換可能です。
それは、お金を廃止すれば良いのです。

古き悪しき日本社会の問題点は、舌先三寸の腐敗した人間関係でお金を得る事ができるため、人類の未来のために働かない人間が増えたことです。
天下り問題は、この典型と言えます。
また、議員は、お金をバラ撒く事で、汚き一票を得ようとします。

天下り問題は、官僚だけの問題ではありません。
一般企業でも天下りは行われています。
大企業の幹部が、子会社の社長になるといった人事です。
でも、一般企業では、自由なので、問題視されていません。

しかし、そう言う人間関係に依存した人事は、
とりあえず、お金を取り込むためには役立ちますが、
楽してお金を得られるために、真の競争力を低下させてしまいます。
作業効率アップや新商品の開発等の努力を行わず、
いずれは、破綻します。

お金を廃止すれば、そういう問題は、一瞬で解消されます。

夢主義社会」では、お金を廃止して、全ての取引をコンピュータ管理して、正当性をチェックします。
そして、一人一人が人類の未来のために働いているかどうかをチェックします。

現状の社会では、資本主義社会の中で、利潤を求めてお互いに競争することで、より良い社会を得られると考えられているようです。
でも、実際には、お金にだけ執着した結果、無意味なマネーゲームを行う人が増え、人類の未来に向けて働かない人間が増えました。
これでは、人類に未来はありません。
早々に、お金を廃止した新たな社会構造を考えるべきです。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。