戦争で平和は得られない：軍隊から救助隊へチェンジ 　 2009年12月11日　

米国のオバマ大統領は、ノーベル平和賞の授賞式で 「人道的な見地からの武力行使は正当化できると信じる」 「軍隊が平和を維持するために果たすことができる役割を認める必要がある」 等と言っていました。 しかし、人類の歴史で、戦争で平和を勝ち取った事があったでしょうか？ 戦えば戦うほど、犠牲者が増え、新たな憎しみが生まれます。 核爆弾で憎しみを持つ人の全てを灰にすれば、平和になるかもしれませんが、 今の世界で、そんな大量虐殺は許されません。 軍事力では、治安の回復・改善は不可能です。 戦争で平和を勝ち取る事はできません。 オバマ大統領の知恵では、話し合いでダメなら、武力行使しか思い付かないのでしょう。 ほんとうは、現代の科学技術を駆使すれば、敵も味方も傷付けずに、平和を勝ち取る手段があります。 人間は、 小さな愛で、争います。 大きな愛で、助け合います。 敵味方の分け隔てのない大きな愛で、平和を得られます。 ＜軍隊から救助隊へチェンジ＞ 現在の軍隊は、昔ながらの古い戦争のイメージの下に存在しています。 つまり、敵を倒す、殺す、破壊することを目的にしています。 このため、民間人が巻き込まれ犠牲になります。 もちろん、兵士も傷付いたり死んだりして良いはずがありません。 そして、戦いで、死傷者を出すと、それがさらに憎しみを増加させます。 現状では、死傷者を出さずに、国際紛争を解決する手段として、話し合い以外にありません。 しかし、憎しみが増加した状態での、話し合いは簡単には進みません。 そこで、現代の科学技術を駆使すれば、死傷者を出さずに、もっと迅速に効果的に国際紛争を解決できる手段があるのではないでしょうか。 それが、武器を持たない人型ロボット救助隊です。 ロボット救助隊は、国際紛争の場に出向き、ケガをしている人の救助や、危険人物や攻撃を行う人の拘束を行います。 ロボットが攻撃されて壊されることもあるでしょう。 壊されても良いように、多くのロボットを投入します。 これにより、敵も味方も傷付くことなく、国際紛争を解決できます。 武器を持たない人型ロボット救助隊は、国際紛争だけでなく、一般の犯罪にも対応できます。 また、自然災害等においての、救助活動も行えます。 未来社会での、安全・安心の切り札は、武器を持たない人型ロボット救助隊ということになります。 新しい社会構造を考えて見ませんか？ 「夢主義社会」では、最新の技術を利用した新しい社会を考えます。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。