ベーシックインカムでなくても生活保護制度で充分 2010年02月21日
ベーシックインカム(最低限所得保障)というのは、単に、現在の生活保護制度をしっかり行いましょうという事だと思います。 子供手当や奨学金制度、最低年金保障等の制度を作らなくても、生活保護制度でしっかり対応すれば、充分なのです。 日本では憲法で、全ての国民は、最低限の文化的な暮らしを保証されています。 ところが、役所の窓口で、不当にその権利が阻害されています。 役所の窓口が不当な水際作戦を行うのは、財政不足が原因です。 つまり、お金で帳尻を合わそうと言う資本主義社会では、無理があるということです。 そこで、お奨めがお金の廃止です。 単に、生活保護費を支給しても、貧困層ビジネスに流れてしまう可能が高いです。 生活保護制度は、現物支給にすべきです。 そして、働ける人には、強制労働を義務付けします。 仕事の場は、企業に求めず、国として仕事を用意すべきです。 例えば、清掃業務や耕作放棄地の整備等が良いでしょう。 このように考えれば、仕事はいくらでもあります。 人・物・金が、経済の3大要素と言われています。 でも、実在するものは、人と物です。 お金は、人が物を得るために、便宜的に考え出した仮想の媒体です。 このお金を廃止して、人と物に戻るのが、「夢主義社会」です。 <夢主義社会の基本> 「夢主義社会」に、お金はありません。 お金の代わりに、コンピュータで管理された数種類のポイント制度が設けられます。 通常の生活(衣食住)は、コンピュータ管理「国」により保障され、必要な物を得られます。 衣食住については、選択の自由が与えられます。 夢主義社会は、民主主義です。 社会の全ての活動は、民衆の総意によって決まります。 全ての人は、8時間の睡眠と、8時間の労働義務と、8時間の自由を許されます。 労働義務を果たさない場合、犯罪と見なし強制労働させられます。 ■8時間の労働義務について 自分のやりたい事「夢」を企画・立案し、コンピュータ「国」に申請して通れば、労働として認められます。 そして、必要な資材を得られます。 その労働で成果を出すことができたならば、次の新たな夢への挑戦が許可されます。 成果を出せなかった人は、他の人の下で、他の人の夢のために働くことを、義務化されます。 夢主義社会は、成果主義です。 成果により得るものは、次の新たな夢に挑戦する権利です。 ■犯罪者は自由を制限される 犯罪者は、衣食住について、選択の自由を制限されます。 さらに、8時間の自由の時間を削減され、労働義務の時間が増えます。 ★お金という対価が無く、通常の生活(衣食住)を国が保障する社会で、あなたは何をしたいですか? それが、本来の夢です。 今の社会では、何をするにも先立つものはお金であり、お金がないと何も始められません。 お金が無いと、通常の生活さえも維持することができません。 どんなに素晴らしい夢を持っていても、その夢に向けて歩き始めることができません。 逆に、夢を持っていなくても、要領よく振舞えば、お金を手にすることができます。 むしろ、夢や理性を捨てた方が、多くのお金を手にすることができるようです。 また、大きな夢を持って歩いている人も、多くのお金を手にした途端に、自分本来の夢を忘れ、お金儲けが自分の夢であるかのように錯覚し、暴走してしまいます。 お金は、人間の欲望が作り出した悪魔なのかもしれません。 そんなお金を無くして、本来の人間の目的である夢に向かって歩ける社会が、「夢主義社会」です。 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 |