夢主義社会トップへ デノミで格差解消、さらにお金の廃止   2010年03月31日  戻る

通常のデノミは、通貨の単位を切り下げたりするだけで、実質の価値は変わりません。
ところが、北朝鮮は、富裕層の財産没収のために、デノミを実施したそうです。
デノミというよりも、強制資産没収です。
日本もこの手法を使えば、貧富の格差を解消できるのでは?

北朝鮮は、国を統治できていないために、うまく機能しなかったようですが、
日本であれば、うまく実施できるのでは?
民主党の「コンクリートから人へ」という政策も、格差解消の一つの手法です。
ベーシックインカム(最低限所得保障)という手法もあります。

そもそも、お金は、政府が発行しています。
政府は、そのお金をしっかり管理できていなければなりません。
ところが、自由主義経済の中で、自由に任せた結果、格差が拡大しました。

夢主義社会」では、最終的に、お金の廃止を考えます。
お金の廃止は、300年後を予定しています。
まずは、現金の廃止から始めます。
お金は単なる数値としてのみ存在し、口座から口座へコンピュータ管理で移動するのみとします。
現金の廃止だけで100年は掛かると考えています。
でも、この現金の廃止だけで、怪しいお金が無くなり、良い社会に大きく変わってくるはずです。

次に、銀行の国有化、一本化を行います。
これにより全てのお金を、コンピュータ管理できるようになります。
最終的に、「お金」という言葉を廃止して、「労働の対価」と名称変更します。
そして、個々の取引が、「労働の対価」に見合った行為か否か、国がコンピュータでチェックします。

現状の腐敗した社会をベースに、どうあるべきかを考えていたのでは、永遠に正しい社会にはなりません。
まずは、理想社会を想い描く事が大切です。
その上で、計画を立て、コツコツと進めることが大切です。

ちなみに、当面の貧困対策としては、
生活保護制度を、現物支給にします。
そして、働ける人には、強制労働を義務付けします。
つまり、生活保護受給者に対して、お金を廃止した社会「夢主義社会」を適用します。

このようにして、「資本主義社会」から溢れた人たちを、どんどん「お金を廃止した社会」に取り込めば、けっこう早い時期に「夢主義社会」を実現できるかも。


<夢主義社会の基本>
夢主義社会」に、お金はありません。
お金の代わりに、コンピュータで管理された数種類のポイント制度が設けられます。

通常の生活(衣食住)は、コンピュータ管理「国」により保障され、必要な物を得られます。
衣食住については、選択の自由が与えられます。

夢主義社会」は、民主主義です。
社会の全ての活動は、民衆の総意によって決まります。

全ての人は、8時間の睡眠と、8時間の労働義務と、8時間の自由を許されます。
労働義務を果たさない場合、犯罪と見なし強制労働させられます。

■8時間の労働義務について
自分のやりたい事「夢」を企画・立案し、コンピュータ「国」に申請して通れば、労働として認められます。
そして、必要な資材を得られます。
その労働で成果を出すことができたならば、次の新たな夢への挑戦が許可されます。
成果を出せなかった人は、他の人の下で、他の人の夢のために働くことを、義務化されます。
夢主義社会」は、成果主義です。
成果により得るものは、次の新たな夢に挑戦する権利です。

■犯罪者は自由を制限される
犯罪者は、衣食住について、選択の自由を制限されます。
さらに、8時間の自由の時間を削減され、労働義務の時間が増えます。

★お金という対価が無く、通常の生活(衣食住)を国が保障する社会で、あなたは何をしたいですか?
それが、本来の夢です。

今の社会では、何をするにも先立つものはお金であり、お金がないと何も始められません。
お金が無いと、通常の生活さえも維持することができません。
どんなに素晴らしい夢を持っていても、その夢に向けて歩き始めることができません。
逆に、夢を持っていなくても、要領よく振舞えば、お金を手にすることができます。
むしろ、夢や理性を捨てた方が、多くのお金を手にすることができるようです。
また、大きな夢を持って歩いている人も、多くのお金を手にした途端に、自分本来の夢を忘れ、お金儲けが自分の夢であるかのように錯覚し、暴走してしまいます。
お金は、人間の欲望が作り出した悪魔なのかもしれません。

そんなお金を無くして、本来の人間の目的である夢に向かって歩ける社会が、「夢主義社会」です。

私の案を本「夢主義社会」にまとめました。
従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。
私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。