中学卒業までに、進むべき道「夢」を決めよう! 2010年04月30日
進学する人も、中学校を卒業するまでに、自分の能力を見極めて、進むべき道を決めるべきです。 そもそも、進むべき道「夢」を決めた上で、必要があれば、進学するのです。 進むべき道「夢」を決められないままに、なんとなく進学している人が多いのは問題です。 なんとなく進学して、なんとなく就職した人には、未来を切り開く事はできないでしょう。 これが、日本の景気低迷につながっています。
何のために勉強するのか。 それは、自分の能力を知り、その能力を最大限に伸ばして、人類の未来に役立つためです。 良い学校・良い企業に入ることが目的ではありません。 また、他の人と競争して勝つことが目的ではありません。 今の社会や学校で、競争を強いられるのは、競争によって、もっと頑張れると考えられているからです。 でも、その結果、個々の生徒の能力を伸ばすことよりも、一律の土俵での競争が求められるようになり、本来の教育の目的である「自分の能力を知り、その能力を最大限に伸ばす」ということが忘れられています。 その原因は、今の社会のルールを決める決定権のある人間が、競争に勝った人間であり、その自分の行動が、正しいと思っているからでしょう。 「自分の能力を知り、その能力を最大限に伸ばす」と言っても、自分の能力を知ることは大変難しいことです。 今は不得意な科目でも、将来チョットしたきっかけで、得意な科目になるかも分かりません。 逆に、不幸にして事故等で、得意なことができなくなるかも分かりません。 未来のことはだれにも分かりません。 ですから、義務教育では、今後の長い人生に備えて、広く浅く多くのことを勉強することが基本になります。 勉強することは大切ですが、学習内容が身に付いたか否かを気にする必要はありません。 今は、理解できていなくても、将来、チョットしたきっかけで、理解できるかも知れません。 とにかく子供の頃は、時間を掛けて、少しでも多くのことを、頭に詰め込む努力が大切です。 競争は無意味ですが、詰め込む努力は大切です。 努力が大切であり、結果を気にする必要はありません。 詰め込まれた知識が、頭の中で整理・成長し、やがて、芽を出し、花開く時期が来ます。 人は何故生まれたのか? 人生の目的は? 何のために働くのか? 何のために勉強するのか? 何のために生きるのか? 答えは一つです。人類の未来のためです。 より良い人類の未来を願う心が、夢です。 <補足> 「夢主義社会」では、子供の労働義務は、勉強になります。 勉強は、自分の能力を高めて、人類の未来に役立つ人間になることが目的です。 中学校を卒業するまでに、自分の能力を見極めます。 自分がどのような職に向いているのかを判断するのが目的です。 必ずしも、一般的な理数国社といった科目が大切ではありません。 自分の将来の方向性を決めて、さらに勉強する必要があれば進学します。 必要な勉強を終えたならば、社会人として労働義務が課せられます。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |