夢主義社会トップへ 大きな政党が支配する政治の終焉   2010年07月10日  戻る

菅総理は、選挙演説で、「小さな政党では、議案を通せない」と言っていました。
何故、小さな政党では、議案を通せないのでしょうか?
国民に必要な議案であれば、国会で審議して通すのが民主主義です。

必要な議案が通らないのは、大きな政党が邪魔をするからです。
国民に必要な議案でも、大きな政党は、色々と難癖付けて、潰しに掛かります。

これは当に、いじめです。
体の大きな子供が、体の小さな子供をいじめるのと同じです。
体の小さな子供が、正しくて良い事を言うと、
体の大きな子供は、「生意気だ」として、いじめに掛かります。

つまり、菅総理の「小さな政党では、議案を通せない」という言葉は、
「小さな政党の議案は、いじめて潰してやる」という意味です。

日本に元気が無いのは、大きな政党が、小さな政党をいじめ、
国民に必要な議案が通らなくなったからです。

<補足1>
国会で、様々な意見を、一つ一つ皆で議論するのが、民主主義です。
それを、政党で意見を統一するというのは、政党による独裁政治です。
大きな政党でも小さな政党でも関係なく、議員一人一人が、国民の代表として自由に意見を述べ、皆で議論するのが議会制民主主義です。

逆に、民主主義に反するのは、
・議論に参加しない審議拒否
・大きな権力で独断での決定
です。
民主党は、
野党時代は審議拒否、
与党になってからは、独断での決定を行ないました。
明らかに民主主義に反しています。

<補足2>
大きな政党が支配する政治は、封建社会と同じです。
国民は、選挙で、
・権力のありそうな人
・偉そうな人
・頼りになりそうな人
を選びたがります。
この発想は、「殿様」を選ぼうとしているようなものです。
「殿様」を選ぶという事は、「封建社会」という事です。

民主党の小沢氏のような権力者は、当に「殿様」です。
企業献金は、この「殿様」に対する、貢ぎ物です。

日本人は、真の民主主義を理解していません。
ですから、選挙で「殿様」を選びたがります。

本来、民主主義の代表は、民衆の中から選ばれるべきです。
それも、個々の具体的な政策に対して、個々に代表を選ぶべきです。
つまり、Aの政策は、A党に任せる、Bの政策は、B党に任せるという感じです。
一つの政党が全てを取り仕切るのではなく、
様々な政党が、様々な形で国民の声を国会に反映させます。
これこそが、真の民主主義への一歩です。

自民党から民主党への政権交代は、最初の一歩に過ぎません。
お試しの一歩に過ぎません。
国民が望めば政権を交代できる事を確認しただけです。

いよいよ本格的な政権交代を考える時です。
当然、民主党・自民党以外から、選択することになります。

今回は、個々の小さな政党が、個々に政策を出します。
その個々の政策に対して、一票を入れます。

最終目標は、夢主義社会です。
夢主義社会は、インターネットによる直接民主制です。
様々な団体が、自由に政策を打ち出し、ネットによる国民投票で承認されます。

★ホップステップジャンプで政治を変える
1.ホップ:民主党 
 ※大きな政党が支配する政治の終焉です。
2.ステップ:共産党、みんなの党、女性党、・・・ 
 ※様々な党が、様々な政策を出します。
3.ジャンプ:夢主義社会 
 ※インターネットによる直接民主制 ★政権は国民にあります。

夢主義社会は、お金を廃止した社会です。
ですから、財政破綻の心配は不要です。
経済成長も景気活性化も不要です。
必要なのは、夢に向かってコツコツ歩む事です。
一人一人が夢に向かって歩んでいれば、自ずと良い未来を築けます。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。