夢主義社会トップへ 政党の連立は、政治の談合・癒着   2010年08月03日  戻る

政治について、マスコミは、「連立」という話題に持って行こうとしているようです。

「連立」とは、世間に当てはめると、「結婚」です。
週刊誌等が、有名人の結婚を話題にするのと同じです。
日本人は、だれかが結婚すると言ったような個人的な情報に興味を惹かれるようです。
そこで、マスコミは、政治についても、「連立」という話題に持って行こうとします。

日本人は、狭い島国根性なのでしょう。
本来どうあるべきか、何が正しいのかよりも、
個人的な情報に関心を持ちたがるようです。
個人的な情報を利用して、人間関係を自分に都合の良い方向に進める事が可能になります。
そして、その人間関係により、利を得る事ができます。

確かに、その人間関係の輪の中にいる人たちは、利を得る事ができるでしょう。
でも、逆に、輪の外にいる人たちは、損をすることになります。

政党の連立とは、政党の結婚です。
結婚した当事者は良いでしょう。
でも、当事者の都合だけで、勝手に物事を進められたのでは、国民が困ります。
国民にメリットの無い無駄なばら撒きや、国民の負担を増大させる増税を、勝手にどんどん進められたのでは、国民が困ります。

政党の連立は、政治の談合・癒着です。
政党の連立は、国民不在の政治につながります。


★インターネットによる直接民主制
「夢主義社会」では、国会は、インターネット上の掲示板で行われます。
議案は、様々な団体が、独自に作り、インターネット上の掲示板に、議案を公開します。
国会議員は存在せず、国民一人一人が直接、インターネット上の掲示板に公開された議案に対して、自由に意見を書き込みます。
最終的に、インターネット上で国民投票を行い、決定します。

今の政治制度は、「議会制民主主義」であり、選挙で代表者を選出し、その代表者を通して、間接的に自分の意思を政治に反映させる「間接民主制」になっています。
確かに従来は、国民が全員集まって議案を議論するということはできないので、このような「間接民主制」以外に選択肢がありませんでした。

しかし、インターネットが普及した現在、国民同士が互いに頻繁に意見を交わすことは、充分可能になってきました。
インターネットを利用した「直接民主制」では、相手の顔色や、言い回しは、関係ありません。
また、水掛け論、ヤジ、失言、暴言、居眠り、審議拒否等もありません。
国会議員は存在しませんが、議案作成は、労働と見なします。
また、国民投票での承認後の議案の遂行も労働とみなします。

「夢主義社会」では、議案毎に、心有る人たちが集まり、議案の作成・遂行を行います。
「夢主義社会」では、現代のような職業としての政治家は存在しません。
必要な時に、必要な人間が集まり、必要な事を行います。
議案の遂行が終わったならば、解散し、
関わった人たちは、元の自分の労働に戻ります。

既に、現代社会でも、腐敗した行政を何とかしようと、心有る人たちが集まり、行政の問題点を指摘する等の活動を行っています。
このような人たちにこそ、現在の政治家に代わって、行政を遂行してほしいと思います。

<現代社会の問題点>
現代社会の問題点は、職業としての政治家の存在です。
政治家は、その地位を維持するだけで、高い報酬を得られます。
このため、人類の未来のために本来どうあるべきかよりも、自己の地位を維持するにはどうすべきかを重視して行動します。
これが、社会腐敗を引き起こしています。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。