民主党の小沢氏は、「私には夢がある」と言っていました。 これは、「私には欲望がある」の間違いでしょう。 今の社会では、夢と欲望を勘違いしている人が多いようです。 ■夢は、人類の未来のため ■欲望は、自分のため 「一兵足として日本のために頑張りたい」というのは、夢です。 「総理大臣になって、好き勝手に独断で進めたい」というのは、欲望です。 夢は、人から人へ世代を超えて引き継がれるものです。 ですから、自分の手で夢を叶える必要はありません。 人は一人では有りません。 その夢が、真に夢ならば、必ず誰かが引き継いでくれます。 逆に、何が何でも、自分の手で叶えたいと思ったならば、 それは、欲望です。 欲望は、自分のためです。 そして、その自分は何れ年老いて死にます。 ですから、欲望は、自分が生きている間に実現しなければ価値がありません。 自分の欲望を実現するために、手段を選ばず、周りの人を犠牲にし、 さらには、人類の未来をも犠牲にして、達成しようとします。 その人が死んだ後、残るのは、犠牲になった人たちと、犠牲になった人類の未来です。 日本の巨額の財政赤字は、正に、欲望の結果です。 多くの国民が、自己中心的な想いで、政府にばら撒きを願った結果が、日本の巨額の財政赤字です。 今の高齢者は、若者を犠牲にして、豊かさを得たのです。 <補足> 愛・夢・欲望とは何か? お金とは何か? その真実を極めた時、人類の進むべき道が見えてきます。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |