米国・韓国は戦闘モード、中国は対話モード 2010年12月01日
中国は、六カ国協議による対話を提案しています。 米国・韓国は、対話を行う気持ちは無く、完璧に戦闘モードです。 米国・韓国は、北朝鮮を潰すまで、戦闘モードを解除する気は無いようです。 米国・韓国は、北朝鮮を挑発して、少しでも反撃してきたら、 それをチャンスと捉え、徹底的に叩くつもりなのでしょう。 全面戦争になると、北朝鮮は、自暴自棄に至り、無差別砲撃を始めるでしょう。 逃げ場を失った北朝鮮は、有りっ丈のミサイルを、片っ端から使うでしょう。 日本にも、ミサイルが飛んで来る可能性があります。 そこで、日本も、自衛力の強化が必要になります。 既に、韓国は軍事力の強化のために、軍事予算を増やしているようです。 結果、米国から兵器を輸入する事になり、米国は儲かります。 景気が悪い時には、戦争を望む人がいるようです。 戦争は大量消費です。 米国は、韓国と協力して、景気対策&北朝鮮問題に決着を付けようとしているのでは? かなり強引な手法に思えますが、 確かに、北朝鮮問題に決着が付き、北朝鮮が韓国に併合されれば、たいへん良い事です。 拉致問題も解決できます。 くれぐれも、民間人を巻き込まないように、配慮してやってほしいです。 北朝鮮は、昔の戦時中の日本と同じです。 日本は、戦争で、核爆弾を落とされるまで、降伏できませんでした。 同様に、北朝鮮も、核爆弾を落とされるまで、降伏しないでしょう。 昔の戦時中の日本と異なるのは、北朝鮮が核爆弾を持っている事です。 全面戦争になると、再び日本に核爆弾が落ちて来る可能性は高いです。 <補足1> 朝鮮半島のヨンピョン島での砲撃戦について、 一般的には、北朝鮮が挑発したように報道されていますが、 私には、韓国の軍事演習が、挑発行為に思えます。 さらに、米韓合同の軍事演習も、挑発的に思えます。 韓国の軍事演習に対して、北朝鮮が中止するように警告したにも関わらず、韓国が軍事演習を強行したため、北朝鮮が砲撃を始めたようです。 韓国が軍事演習を中止していれば、砲撃はありませんでした。 そもそも、国境近くでの軍事演習は、明らかに挑発行為です。 北朝鮮が計画的に準備していたとの話ですが、 韓国の挑発的な軍事演習に対抗するために、準備するのは当然でしょう。 つまり、韓国が軍事演習を行わなければ、死傷者は出なかったという事です。 国を守る軍隊の行動が、結果的に、国民に死傷者を出しています。 軍事演習を強行するならば、まず、住民を避難させるべきでした。 最近の韓国の対応は、北朝鮮に対して挑発的に思えます。 以前、韓国は、哨戒艦の沈没について、 北朝鮮の小型潜水艦からの魚雷攻撃と断定しました。 ほんとうにそうなのでしょうか? かなり高度な技術が無いと、タイミングよく爆発させる事はできません。 北朝鮮に、そんな高度な技術があるとは思えません。 私が思うには、 昔、北朝鮮が訓練で発射した魚雷が不発に終わり、そのまま放置していたところへ、 たまたま、韓国の哨戒艦が、上を通り過ぎた際に、起爆装置が起動したのでは? つまり、意図的に韓国の哨戒艦を狙ったのではなく、 単なる不発魚雷の事故なのでは? 何となく、韓国は、米国と協力して、北朝鮮を潰そうとしているのでは? <補足2> グローバル社会において、国境は、都道府県、市町村と同じ、単なる管理単位に過ぎません。 大切なのは、そこに住む人たちの生活です。 一人一人の住民の生活を大切に考えるのが民主主義です。 民主主義における主体は、個人です。 国は、個人の生活をサポートする存在に過ぎません。 昔からの軍国主義では、軍隊の力により、領土が決まりました。 戦争は、住民の生活・命を犠牲にして領土を守る行為です。 領土を守る事が、国益につながると考えるのは、愚かな軍国主義の発想です。 民主主義では、そこに住んでいる人たちの意思が大切です。 どの国に属するかも、住民の意思で決められるべきです。 ところが、 尖閣諸島の魚釣島には、人が住んでいません。 北方領土にも、日本人は住んでいません。 日本人が住んでいない状況で、日本の領土だと主張しても、説得力に欠けます。 日本の領土だと主張したいならば、まず、日本人が住むべきです。 釣が好きな民主党の小沢氏は、一兵足として、魚釣島に住む事をお勧めします。 北方領土についても、ロシアのパスポートを受けてでも良いので、日本人が住むべきです。 その上で、日本に属したいと住民が望めば良いのです。 今の日本政府の手法は、古い愚かな軍国主義の発想に基づいています。 「まず領土を確保してから、国民がそこに住む」というのは、軍国主義の発想です。 民主主義においては、個々の人がどこに住むかは個人の自由であるべきです。 北方領土に住みたい人は、ロシアのパスポートを受けて住めば良いのです。 民主主義では、話し合いによる共存共栄が基本です。 軍事力は不要です。 <補足3> 国境を越えて世界中で情報を共有できるインターネット 国と国との争いが絶えない現代ですが、インターネットは、簡単に国境を無くしてしまいました。 今や、「愛国心=狭い小さな自己中心的な愛」に過ぎません。 国という管理単位の役割も、大きく発想転換すべき時期に来ています。 ★「領土問題は小さい!夢は宇宙ぜよ!」 人類が宇宙に出て行けば、生物多様性も地球温暖化も解決できます。 宇宙開発は、全ての国が協力して進める事になるでしょう。 結果、人類は平和を手にできます。 ★人類の未来は宇宙にある |