夢主義社会トップへ 北朝鮮は、昔の軍国主義の日本と同じ運命   2010年12月02日  戻る

戦時中、日本では、愚かな戦争に、民間人も一丸となって取り組みました。
とことん廃墟になるまで、降伏できませんでした。
そして、核爆弾を落とされて、ようやく無条件降伏しました。

北朝鮮も、同じ運命をたどるのでは?と思われます。

先日の米韓合同軍事演習は、明らかに、北朝鮮を挑発しています。
米国・韓国は、北朝鮮を挑発して、少しでも反撃してきたら、
それをチャンスと捉え、徹底的に叩くつもりなのでしょう。

全面戦争になると、北朝鮮は、自暴自棄に至り、無差別砲撃を始めるでしょう。
逃げ場を失った北朝鮮は、有りっ丈のミサイルを、片っ端から使うでしょう。
日本にも、ミサイルが飛んで来る可能性があります。

当然、核爆弾も使うでしょう。
米国を狙いたいと考えるのでしょうが、残念ながら、北朝鮮には、そこまでの技術力はありません。
また、韓国は隣国ですから、核爆弾で破壊したくないと考えるでしょう。
結果、核爆弾の標的になる可能性が一番高いのは、日本です。

日本が核攻撃を受けると、それに反撃して、米国が北朝鮮に核攻撃を行うでしょう。
これで、北朝鮮は無条件降伏し、終戦に向かうでしょう。

北朝鮮は、昔の戦時中の日本と同じです。
日本は、戦争で、核爆弾を落とされるまで、降伏できませんでした。
同様に、北朝鮮も、核爆弾を落とされるまで、降伏しないでしょう。
昔の戦時中の日本と異なるのは、北朝鮮が核爆弾を持っている事です。
全面戦争になると、再び日本に核爆弾が落ちて来る可能性は高いです。

軍事力では、平和を得ることはできません。
軍事力強化は、不幸な戦争を繰り返すだけです。
平和は、話し合いによる共存共栄以外にありません。
思いやりが大切です。

<補足1>
朝鮮半島のヨンピョン島での砲撃戦について、
一般的には、北朝鮮が挑発したように報道されていますが、
私には、韓国の軍事演習が、挑発行為に思えます。
さらに、米韓合同の軍事演習も、挑発的に思えます。

韓国の軍事演習に対して、北朝鮮が中止するように警告したにも関わらず、韓国が軍事演習を強行したため、北朝鮮が砲撃を始めたようです。
韓国が軍事演習を中止していれば、砲撃はありませんでした。
そもそも、国境近くでの軍事演習は、明らかに挑発行為です。

北朝鮮が計画的に準備していたとの話ですが、
韓国の挑発的な軍事演習に対抗するために、準備するのは当然でしょう。

つまり、韓国が軍事演習を行わなければ、死傷者は出なかったという事です。
国を守る軍隊の行動が、結果的に、国民に死傷者を出しています。
軍事演習を強行するならば、まず、住民を避難させるべきでした。

最近の韓国の対応は、北朝鮮に対して挑発的に思えます。

以前、韓国は、哨戒艦の沈没について、
北朝鮮の小型潜水艦からの魚雷攻撃と断定しました。
ほんとうにそうなのでしょうか?
かなり高度な技術が無いと、タイミングよく爆発させる事はできません。
北朝鮮に、そんな高度な技術があるとは思えません。
私が思うには、
昔、北朝鮮が訓練で発射した魚雷が不発に終わり、そのまま放置していたところへ、
たまたま、韓国の哨戒艦が、上を通り過ぎた際に、起爆装置が起動したのでは?
つまり、意図的に韓国の哨戒艦を狙ったのではなく、
単なる不発魚雷の事故なのでは?

何となく、韓国は、米国と協力して、北朝鮮を潰そうとしているのでは?

<補足2>
グローバル社会において、国境は、都道府県、市町村と同じ、単なる管理単位に過ぎません。
大切なのは、そこに住む人たちの生活です。
一人一人の住民の生活を大切に考えるのが民主主義です。
民主主義における主体は、個人です。
国は、個人の生活をサポートする存在に過ぎません。

昔からの軍国主義では、軍隊の力により、領土が決まりました。
戦争は、住民の生活・命を犠牲にして領土を守る行為です。
領土を守る事が、国益につながると考えるのは、愚かな軍国主義の発想です。

民主主義では、そこに住んでいる人たちの意思が大切です。
どの国に属するかも、住民の意思で決められるべきです。

ところが、
尖閣諸島の魚釣島には、人が住んでいません。
北方領土にも、日本人は住んでいません。
日本人が住んでいない状況で、日本の領土だと主張しても、説得力に欠けます。

日本の領土だと主張したいならば、まず、日本人が住むべきです。
釣が好きな民主党の小沢氏は、一兵足として、魚釣島に住む事をお勧めします。
北方領土についても、ロシアのパスポートを受けてでも良いので、日本人が住むべきです。
その上で、日本に属したいと住民が望めば良いのです。

今の日本政府の手法は、古い愚かな軍国主義の発想に基づいています。
「まず領土を確保してから、国民がそこに住む」というのは、軍国主義の発想です。
民主主義においては、個々の人がどこに住むかは個人の自由であるべきです。
北方領土に住みたい人は、ロシアのパスポートを受けて住めば良いのです。

民主主義では、話し合いによる共存共栄が基本です。
軍事力は不要です。

<補足3>
国境を越えて世界中で情報を共有できるインターネット
国と国との争いが絶えない現代ですが、インターネットは、簡単に国境を無くしてしまいました。
今や、「愛国心=狭い小さな自己中心的な愛」に過ぎません。
国という管理単位の役割も、大きく発想転換すべき時期に来ています。

「領土問題は小さい!夢は宇宙ぜよ!」
人類が宇宙に出て行けば、生物多様性も地球温暖化も解決できます。
宇宙開発は、全ての国が協力して進める事になるでしょう。
結果、人類は平和を手にできます。

人類の未来は宇宙にある
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