夢主義社会トップへ 菅政権という表現は世論誘導。政権は国民にある   2011年03月08日  戻る

マスコミは、菅政権という表現をしています。
でも、民主主義において、政権は国民にあります。
菅政権という表現は、不適切です。
実在するのは、菅内閣です。

菅政権という表現は、内閣に政権があると言っています。
この表現により、国民は自分たちに政権があるという自覚を失います。
国民の意識低下が、民主主義を低下させ、政治腐敗を招きます。
つまり、マスコミの菅政権という表現が、政治腐敗を招く世論誘導になっているのです。

何かある度に、菅政権に痛手、打撃、求心力、統治能力、等という表現を使います。
政権という言葉を使う事で、国民に強く訴えようとしてしています。

実際には、菅政権ではなく菅内閣です。
政権は国民にあります。
そして、内閣は、国民の総意に基いて行動する立場です。
内閣は、国民に仕える事務処理要員に過ぎませんので、
痛手、打撃、求心力、統治能力、等という言葉は値しません。
単に、国民の声に従い、国民のために行動すれば良いのです。

また、内閣と政党は分けて考えるべきです。
民主党の混乱とは関係なく、内閣は、その役割を果たすべきです。
民主党の混乱が、内閣の混乱であるかのように報道するのは、間違った報道です。

マスコミは、政権という言葉を使い、あたかも政治に大きな力があるかのように報道しています。
マスコミは、国民の興味を引くために、意図的に政治の力を過大に表現しているようです。、
これは、国民を洗脳する世論誘導です。
この報道により、国民は政治に期待するようになりました。
国民が、政治に過大に期待した結果が、巨額の財政赤字です。

本来大切なのは、国民が政治に期待せず、自己責任で行動することです。
マスコミの興味本位な言葉による報道が、国民を間違った方向に誘導します。

夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。