夢主義社会トップへ 脱原発は選挙で!電力会社に言っても無駄   2011年06月30日  戻る

脱原発を望むならば、選挙で、自民党や民主党以外から選びましょう。
脱原発デモに参加していても、選挙の時には、景気対策優先で、
自民党や民主党に、汚き一票を入れたのでは、脱原発は進みません。

電力会社の株主総会で脱原発の提案が多かったようですが、
原子力発電は、政府の原子力政策に従って進められています。
電力会社の判断で決められる事ではありません。
権限の無い電力会社に、脱原発を要求するのは、理不尽な要求です。

そもそも、今回の事故は、原発反対運動が影響しています。
原発反対運動は、原発スタート時から続いています。
原発反対運動により、優秀な技術者はどんどん離れていきます。
技術者は社会に認められたいのです。
原発反対運動を見ていたら、やる気を無くすのは当然です。
優秀な技術者を確保できなくなり、原発の安全性を保てなくなります。
追い詰められた電力会社は、嘘を付く、隠ぺいする、舌先三寸で誤魔化す事になります。
その結果が今回の事故です。

ちなみに、優秀な技術者は、日立や東芝等の民間企業に移り、
世界(世界一)を目指しているのでしょう。

優秀な技術者を確保できなった原発は、徐々に止める以外にありません。
但し、拙速な脱原発は、社会を混乱させます。
電力不足を招かないように、計画的に進める必要が有ります。

「二度と同じ事故を起こさないために脱原発を」と言いますが、
事故は未だ収束していません。事故の収束が先決です。
さらに、福島の子供たちを放射能汚染から守る事が先決です。
できれば、東日本の子供たち全員を、西日本へ引越させるべきです。

地震・津波からの復旧復興も、電力不足では進みません。
電気・水道・ガスは生活に必須です。
被災地の方々に、夏の間は、我慢して下さいと言うのでしょうか?
被災した工場の再開にも、電力は必要です。
電力の安定供給には、夏の間、原発の再開が必要です。

また、原発の代わりに火力発電所を使うのは、時代の逆行です。
火力発電所は、CO2を排出し、地球温暖化を招きます。
豪雨も梅雨明けが早いのも、地球温暖化が原因です。CO2削減が必要です。
火力発電所の再開は断じて許されません。
古い火力発電所は爆発の可能性もあります。

現代社会では、電気は必須です。
電気が無いと、命さえ危険になります。
真夏にエアコンが使えないと、熱中症になります。
病院でも、透析や手術の最中に停電になったのでは、命が危険です。
電力の安定供給は、命を守る事です。

拙速な脱原発活動は、社会を混乱させるだけです。
脱原発は、事故が収束してから行なうべきです。