生活保護制度に問題があるために、歩み出せない 2012年02月03日
働く事が可能でも、仕事に就けず、生活保護を受給するケースが増えています。 そして、一度、生活保護を受けると、その状況から抜け出せなくなるようです。 派遣での一時的な仕事であれば就労可能なのですが、 安易に派遣で就職して、その後、再度解雇された場合、 再度、生活保護を受けられない可能性が高いです。 このために、正社員以外の就職を拒否しているようです。 現在の生活保護制度は、福祉事務所の「水際作戦」等により、不当に制限され、簡単には受給できない状況になっています。 このために、一度、生活保護を受けた人は、その状況を維持する事を第一に考えるようになります。 つまり、現在の生活保護制度に問題があるために、最初の一歩が歩み出せないということです。 逆に、生活保護を簡単に受給できるようになれば、前向きに就労できるようになるでしょう。 そもそも、生活保護は、憲法に基く最低限度の生活を保証する制度です。 その制度が不当に制限されているのが、最大の問題点です。 子供手当てに所得制限を行うべきという話しがありますが、 本来は、生活保護をしっかり支給すれば、子供手当ては不要です。 様々な名目で、様々な手当て、補助を行うよりも、 生活保護に一本化して、生活保護をしっかり行うべきです。 年金制度も生活保護に一本化すべきです。 ちなみに、生活保護は現物支給にすべきです。 これにより、不正な受給を排除できます。 <シンプル イズ ベスト> 国の制度は、単純・明解であるべきです。 これにより、行政の無駄も無くなります。 国が行うべきは、国民の最低限の生活を守る事だけで良いです。 他は、自由な経済活動に任せて置けば良いのです。 <余談> 新しい社会構造を考えて見ませんか? 私の案を本「夢主義社会」にまとめました。 従来の発想を180度覆す大胆な案(非常識な案、極端な案)を並べて見ました。 私の本を叩き台にして、皆様が新しい社会構造を考えるきっかけになれば、幸いです。 |