インターネットでは、自分と世界※子供には無理 2012年03月29日
不特定多数の人が自由に利用可能なインターネット上では、相手を特定することは、不可能です。 一見、特定の個人と会話しているようで、実体は違うかもしれません。 ■相手が、自分を偽っているかもしれません。 ■他の人に成り済ましているかもしれません。 ■単に、コンピュータが自動応答しているだけかもしれません。 充分なセキュリティで、限られた人だけが利用する環境であれば、個人を特定することが可能ですが、一般に公開されているインターネット上では、相手を特定することは、不可能です。 このため、特定の相手と会話することは不可能なのです。 この点を踏まえた上で、インターネットを利用するべきです。 インターネットでは、自分と世界という関係だけです。 ■自分が世界に情報を発信する。 ■世界から自分が情報を得る。 この2つのパターンだけです。 個人的な関係は存在し得ません。 このインターネットの本質を理解せず、現実の人間関係の延長線として、インターネットを利用している人が多いようです。 この結果、様々な問題が発生しています。 自分が世界に情報を発信する場合、どのような言葉遣いをするでしょうか? 自分が大統領で、国民の前でスピーチをするケースを思い浮かべて下さい。 そういう気持ちで、言葉を選べば、汚い言葉遣い、表現は無くなるでしょう。 不特定多数の人たちから情報を得る場合、その情報を信じられますか? 何を信じるかは、自己責任で、様々な情報を元に、自己判断するようになるでしょう。 一部の言葉・情報に惑わされる事は無くなるでしょう。 <補足> インターネットは、単なるおもちゃではありません。 インターネットを使って世界とコミュニケーションを取るツールです。 インターネットの利用には、社会人として充分な知識が必要です。 最低限、義務教育での国語、社会、理科、算数、道徳の知識が必要です。 操作方法自体は、簡単ですから、おもちゃ感覚で使うのならば簡単に使えます。 でも、インターネットは、おもちゃではありません。 本物の銃を、おもちゃとして扱っていたら、怪我をするでしょう。 同様に、インターネットも、おもちゃとして扱っていたら、様々な問題を引き起こします。 インターネットの子供への利用制限に対して、 「子供にしっかり教育すれば大丈夫だ」と言う人がいます。 でも、子供は、充分な知識が無いから子供なのです。 充分な知識を習得するには、年数が必要です。 義務教育は、中学までです。 中学卒業までに、様々な知識を習得する事により、ようやくインターネットを利用するための基礎知識が整います。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。 |