現代社会では、多くの人が経済という学問で洗脳されています。 経済を学ぶ事は、マネーゲーム社会向けに頭を洗脳する事です。 現状では、人・物・金が、経済の3大要素と言われています。 でも、実在するものは、人と物です。 お金は、人が物を得るために、便宜的に考え出した仮想の物です。 紙幣を見ると、お金は実在するように思えますが、実際には紙切れです。 人が、その紙切れに意味付けをしただけです。 本来、大切なものは、人と物です。 人は、物を作るための生産者であり、また同時に、物を消費する消費者でもあります。 多くの人たちが、多くの物を作ることにより、人類の未来へと続きます。 でも、商売人たちは、物が作られるのを待っていられなくなりました。 もっと手っ取り早くお金を稼ぐ方法は無いのか? そこで、商売人たちは、思い付きました。 「お金を商品にしてしまえ!」 お金を商品にしてしまえば、物作りを待つ必要がありません。 お金を商品にする学問が、経済学です。 お金に注目して、要領よく振舞って、多く手にした人がお金持ちです。 お金の事を気にせず、まじめにコツコツ物作りで頑張っている人は、いつまで経っても、お金を得られず貧乏です。 現代では、まじめにコツコツ物作りで頑張っている人を安く扱き使って、利益を手にするのがお金持ちの一般的な手法のようです。 その結果が格差です。 お金は、仮想の物ですから、簡単にいくらでも作れます。 その結果、暴走します。それが、バブルです。 そして、金融危機をもたらします。 昔は、「お金は卑しい物」と言われていましたが、 人々の知識として、経済学が浸透したのでしょうか、 いつのまにか、「お金は大切な物」に変わってしまいました。 卑しい物(悪い事)が大切という事は、正に、悪の社会です。 悪い事が大切と考えられる社会では、犯罪が増加するのは当然でしょう。 <補足> 誰かが、お金持ちになっても、そのことは、人類の未来とは無関係です。 本来必要なお金は、最低限の物(衣食住)を得るためのお金だけで良いのです。 それ以上のお金を手にした人間は、そのお金を夢または欲望に、費やすことになります。 そのお金持ちが、自分のお金を、夢(人類の未来)のために、費やしたならば、人類の未来へと続きます。 逆に、そのお金持ちが、自分のお金を、自己の欲望のために、費やしたならば、人類の破滅につながります。 <余談> 「夢主義社会」に、商売人は存在しません。全ての取引をコンピュータ管理で処理します。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |