家族の絆は不要!必要なのは社会との絆! 2012年10月12日
家族の絆は、狭い小さな人間関係です。 自己中心的な愛の延長に過ぎません。 このため、家族や仲間以外の他人に迷惑を掛ける事を気にしません。 この結果、万引きや落書、様々な社会のルールを守らないという行為が平気で行われます。 さらに、家族や仲間のために、悪い事を行うケースもあります。 これは、社会との絆を持つ事ができなかったのが原因です。 小さな子供の頃は、自己中心的であるのは仕方がありません。 この子供に、社会性を学ばせる事で、自己中心的から社会的な発想に変える事ができます。 自己中心的な愛に、社会性を加えて、広い大きな社会的な愛にする事ができます。 学校での社会や道徳という授業では、真の社会性は身に付きません。 子供たちは、真の社会性を、大人たちの行動を見て学びます。 自己中心的な大人を見れば、子供も自己中心的に育ちます。 ズル賢い大人を見れば、子供もズル賢くなります。 大人が、子供の前でのみ正しい事を言い、陰で悪い事をしていたならば、 子供も、大人の前では良い子を振る舞い、陰で悪い事をするでしょう。 今の社会を見渡すと、真の社会性を学ぶチャンスなんてあるのでしょうか? 広い大きな社会的な愛で考えれば、人類は、皆、兄弟・仲間・友達です。 この発想があれば、仲間である社会に迷惑を掛ける言動はなくなるでしょう。 これが、社会との絆です。 ■「夢主義社会」の子育て 生まれた子供は、自分で育てても、国の施設に預けても良いこととします。 子供は、社会全体で育てるのが原則です。 必ずしも親や家族を必要としません。 家族の絆は不要です。 必要なのは、社会との絆です。 子供には愛情が必要と言われますが、愛情とは、子供が安心して育つことができる環境です。 子供に不安を抱かせたり、子供の悪い御手本になるような親は、いない方が子供のためです。 理想としては、大人社会と子供社会を分離すべきと考えます。 先生等の限られた大人しか立ち入ることのできない地域を設定し、その中で、子供たちは親と離れ、完全寮生活を行います。 ※もちろん、先生は、子供の良い御手本になるような、正しい心を持っていることが必須条件です。 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を目指します。 |