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 Flash作成ツール   2008年1月25日時点
製品名 開発元 価格 特徴
Flash CS3 Professional Adobe 88,000 私には、超高級過ぎて手が出ません。
※Macromediaは、Adobe Systemsが2005年に買収しました。
SWiSHmax SWiSHzone 14,890 プロ向けという感じ。
FlashMaker 4 e frontier 12,980 スクリプト言語の知識がなくても、マウス操作だけで作れます。
ParaFla Coa フリーソフト 私が必要とする機能が一通り揃っていて、無料。
添付のサンプルを修正して作ると、簡単に作れました。
MotionSWF TAOS フリーソフト 連番画像ファイルから、Flashアニメーションを作成するだけなら、超簡単操作で行えます。

私は、Flash作成について初心者です。
私は、「ParaFla」および「MotionSWF」を利用させて頂きました。

私が作りたかったのは、右のFlashコンテンツです。
各Poserフィギュアの上に、マウスポインタを近付けると、そのフィギュアが手を振ります。
マウスでクリックすると、指定したURLにリンクします。

ここでは、「ParaFla」を利用した状況を、私の個人的な覚え書きとして公開します。

右のFlash作成手順

ParaFlaをダウンロード、解凍。※インストールは不要。
"parafla.exe"を実行。
開いた画面は、シンプルなのですが、何だかさっぱり分かりません。
ヘルプを見ると、細かい説明がありますが、やっぱり分かりません。
とりあえず、sampleを開いて見ます。
sampl01は、ボタンを使用したサンプルです。
プレビューで見てみると、私が作りたい機能を含んでいるので、
これをベースに作ることにしました。
事前に作成したPoserフィギュアの画像ファイルを、マウスでドロップして登録。
既存のボタン画像に代えて、フィギュアの画像ファイルIDを設定。
プレビューで見てみると、画像が置き換わっていることを確認できます。
これを、[ファイルメニュー]の[名前を付けて保存]で、
"menu.pfl"という名称で保存します。
フィギュアが手を振るFlashアニメは、別途、作成します。
パラパラ漫画の作成方法は、、「ParaFla」のサイトに説明が有ります。
パラパラ漫画だけなら、簡単に作れます。
個々のパラパラ漫画を、ParaFlaプロジェクト(PFL)として保存します。
再度、"menu.pfl"を開き、
[ファイルメニュー]の[プロジェクトのインポート]で、
パラパラ漫画を取り込みます。
この時に、[イベントをスプライトとして読み込む]にチェックを入れて置きます。
[イベントのプロパティ]の[マウスカーソル通過]に、
スプライトのファイルIDを設定します。
プレビューで確認、マウスを近付けるとフィギュアが手を振ります。
[イベントのプロパティ]の[アクションの設定]で
・アクションに、「URLを取得」
・URLに、(リンク先のURL)
を設定します。
プレビューで確認、マウスでクリックすると、ブラウザが起動されてリンク先のページが表示されます。

私が苦慮した点

複数の画像を同時に表示したい場合、深度の値をユニークな値にする。
深度の値が同じだと、後の画像表示のタイミングで消されてしまう。
位置として重なっていなくても消されてしまう。
ファイルリストに画像ファイルをドロップして登録した場合、
画像ファイルの位置情報のみ取り込んでいる様子。
元のフォルダから画像ファイルを削除または移動すると、表示されなくなる。
※Flashファイルを作成の際には、取り込まれる様子。
「スプライトの編集」をクリックして、スプライト編集画面にしてしまった場合、
イベントリスト上部をダブルクリックで、スプライト編集からメイン画面編集に戻る。
画像ファイル等のイベントリストへの追加位置は、
イベントリストで選択したイベントの上に、イベントが挿入される。

ParaFla以外の注意点

作成したFlashコンテンツをホームページで公開すると、
「このコントロールをアクティブ化して使用するには Space キーまたは Enter キーを押してください。」
と表示される。
<回避策>
Flashの呼出を、外部Javaスクリプトファイルで行う。

HTMLファイル側:
Flashを表示したい位置に、下記のタグを記述
<script type="text/JavaScript" src="XXXXX.js">
</script>

Javaスクリプトファイル側("XXXXX.js"):
document.open();
document.writeln('<embed src="XXXXX.swf" width="xxx" height="xxx" type="application/x-shockwave-flash"/>');
document.close();
画像ファイルの縮小は、Microsoft Photo Editorよりも、Windows付属のペイントの方がきれい。
きれいなFlashコンテンツを作成するには、画像編集ツールも検討が必要のようです。
Poserで横幅を極端に狭くすると、フィギュアの顔に歪みが生じる。
今回、人物なので縦長の画像で編集しようとしたのですが、顔が歪んでダメでした。
縦・横のサイズを同じで作成し、後で必要なサイズに切り取る事にしました。