夢主義社会トップへ 言語力よりも正しい言葉が大切   2009年11月26日  戻る

言語力不足というよりも、自分に都合の良いように、意図的に言葉の意味を歪めるケースがよく見られます。
例えば、先日、NHKのクローズアップ現代で、番組キャスターが、
「中国が、大国という立場と、開発途上国という立場を、都合よく使い分けている」
という話しをしていました。
でも、大国という状態と、開発途上国という状態は、相反する言葉ではありません。
同時に存在し得る状態です。

つまり、番組キャスターが、中国を問題視するために、大国という言葉と、開発途上国という言葉の意味を、歪めて使ったという事です。
まるで、いじめっ子が、自分勝手に意味付けした言葉で、相手をいじめるのと同じです。

テレビ番組では、「始めに結論有りき」で進められる事がよくあります。
意図する結論に結び付ける為に、都合の良い事だけを報道し、言葉の意味を歪めて誘導します。

このような行為を行う人は、高度な言語力を持っていると言えます。
・言葉の意味を歪める
・話を摩り替える
・都合の良い事だけを話す
まるで、「詐欺師」です。

確かに、現代社会で生きて行くには、言語力は必要です。
現代社会は、騙し騙され騙し返す社会です。
欲望渦巻く悪の社会です。

でも、より良い社会のためには、言語力は不要です。
例えば、昔の職人は、黙って黙々と仕事をしていました。

本来、日本は「物作りの国」です。
言語力(舌先三寸)で頑張るよりも、物作りで頑張るべきです。

<補足>
間違った言葉遣いで、一番の問題は、「夢=欲望」になっている事です。

子供に対して「あなたの夢は何ですか?」と尋ねる事があるでしょう。
この場合、「夢」の定義が曖昧です。
「夢」の定義を、「自分がやりたい事」と受け取った子供は、自分の「欲望」で応えるでしょう。
つまり、「夢=欲望」になってしまいます。

本来、子供に質問する場合、
「あなたは将来、人類の未来のために、何をしたいですか?」
と尋ねるべきです。
言葉は、省略せずに正確に使わないと、大きく道を誤る事になります。

そこで、「真の夢」が忘れられつつある世界をテーマにしたアニメを作ってみました。
文字での表現が主ですが、所々、Flashアニメの動画になっています。
虹色夢伝説:SF熱血美少女ファンタジー物語

「レインボー ドリーム エンジェル」

Poser+Flashでアニメーションで様々な動画をお楽しみ頂けます。

このアニメの画像は、PoserとFlashで作成しました。
Poserフィギュアについて
※Flash作成ツールは、「ParaFla」を利用させて頂きました。※Flashについて

<Poser素材情報>
フィギュア: DAZ3D Aiko 3, BelBel, テライユキ
髪: DAZ3D Aiko3Hair
衣装:A3Collection By Yamato氏
地球:Home Planet 

夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。