言語力不足というよりも、自分に都合の良いように、意図的に言葉の意味を歪めるケースがよく見られます。 例えば、先日、NHKのクローズアップ現代で、番組キャスターが、 「中国が、大国という立場と、開発途上国という立場を、都合よく使い分けている」 という話しをしていました。 でも、大国という状態と、開発途上国という状態は、相反する言葉ではありません。 同時に存在し得る状態です。 つまり、番組キャスターが、中国を問題視するために、大国という言葉と、開発途上国という言葉の意味を、歪めて使ったという事です。 まるで、いじめっ子が、自分勝手に意味付けした言葉で、相手をいじめるのと同じです。 テレビ番組では、「始めに結論有りき」で進められる事がよくあります。 意図する結論に結び付ける為に、都合の良い事だけを報道し、言葉の意味を歪めて誘導します。 このような行為を行う人は、高度な言語力を持っていると言えます。 ・言葉の意味を歪める ・話を摩り替える ・都合の良い事だけを話す まるで、「詐欺師」です。 確かに、現代社会で生きて行くには、言語力は必要です。 現代社会は、騙し騙され騙し返す社会です。 欲望渦巻く悪の社会です。 でも、より良い社会のためには、言語力は不要です。 例えば、昔の職人は、黙って黙々と仕事をしていました。 本来、日本は「物作りの国」です。 言語力(舌先三寸)で頑張るよりも、物作りで頑張るべきです。 <補足> 間違った言葉遣いで、一番の問題は、「夢=欲望」になっている事です。 子供に対して「あなたの夢は何ですか?」と尋ねる事があるでしょう。 この場合、「夢」の定義が曖昧です。 「夢」の定義を、「自分がやりたい事」と受け取った子供は、自分の「欲望」で応えるでしょう。 つまり、「夢=欲望」になってしまいます。 本来、子供に質問する場合、 「あなたは将来、人類の未来のために、何をしたいですか?」 と尋ねるべきです。 言葉は、省略せずに正確に使わないと、大きく道を誤る事になります。 そこで、「真の夢」が忘れられつつある世界をテーマにしたアニメを作ってみました。 文字での表現が主ですが、所々、Flashアニメの動画になっています。 ■「虹色夢伝説:SF熱血美少女ファンタジー物語」 「レインボー ドリーム エンジェル」 Poser+Flashでアニメーションで様々な動画をお楽しみ頂けます。 このアニメの画像は、PoserとFlashで作成しました。 ※Poserフィギュアについて ※Flash作成ツールは、「ParaFla」を利用させて頂きました。※Flashについて <Poser素材情報> フィギュア: DAZ3D Aiko 3, BelBel, テライユキ 髪: DAZ3D Aiko3Hair 衣装:A3Collection By Yamato氏 地球:Home Planet 「夢主義社会」は、300年後の理想社会を考えます。 |